Appleギフトカードは、Appleストアや系列サービスで扱われている商品の購入に利用できるプリペイドカードの1種です。
世界中で人気のギフトカードですので、利用する機会はもちろん、プレゼントでもらった経験があるかたも多いでしょう。
そんなAppleギフトカードは現金代わりに活用する以外にも、さまざまな手段で換金が可能です。
持て余しているカードや、手持ちがない時に後払いで購入したカードを現金化することで、ピンチを乗り切ることができます。
とはいえ、Appleギフトカードを換金することに問題はないのか、どんなリスクがあるのか不安なかたも多いはずです。
そこで、Appleギフトカードの買取に興味があるかたへ、どんな方法があるのか、買取に出す際にはどんなことに注意しなければならないのかをご紹介していきます。
買取先を探していて、現金化によるトラブルは避けたいかたは参考にしてみてください。
法律上問題はなし！Appleギフトカード買取による現金化
前提として、Appleギフトカードの買取は法律的には問題ありませんので、現金化したことが原因で捕まることもありません。
現在の法律上はAppleギフトカードの買取を規制するものがないため、違法性がないと判断されています。
Appleギフトカードの売買は不要な商品を買い取ってもらいたい人と、必要としている人、または業者の間で行われる取り引きです。
不要な家電製品や洋服をリサイクルショップに売りに出すように、Appleギフトカードを売って現金に換えるだけですから、その行為自体には問題ありません。
ただし、使用済みのAppleギフトカードを未使用と偽って売ろうとしたり、現金を受け取ったにもかかわらずコードを送信しないといった問題行動は罪に問われる可能性があります。
違法性がないと見なされるのは、あくまで正当な売買取り引きを行う場合です。
Appleギフトカードの代表的な買取手段！それぞれの特徴とメリットデメリット
Appleギフトカードの現金化に利用されている手段の1つが、買取サイトでの手続きです。
ギフトカード売買を扱っている専門業者があり、ユーザーはサイトにアクセスして買取を希望するギフトコードと個人情報、本人確認書類を提出して査定を受けることで、指定口座に買取金額を振り込んでもらえます。
24時間申し込みを受け付けている買取サイトがほとんどで、オンライン手続きで完結するため場所や時間帯を選ばず手続きできるのが魅力です。
買取率も80%から90%程度で安定しているため、手軽かつお得に利用できます。
また、オークション市場でもAppleギフトカードは人気商品の1つです。
オークションサイトに出品して、入札者が買取額を競って取り引きされる仕組みですが、需要の高さもあり80%から85%程度での現金化を期待できます。
ただし、売りに出しても必ずしも入札される保証はない点に注意が必要です。
入札者とのやり取りも発生するため即日入金とはいきませんが、普段からオークションを利用しているかたや、手続きに慣れているかたはAppleギフトカードの取り扱いを検討するのもいいでしょう。
他にも、自分で決めた買取金額での取り引きを希望する場合、売買サイトに出品する方法があります。
売買サイトは、ギフトカードを現金化したい人と、少しでも安く購入したい人を仲介するサービスで、出品者が自由に価格設定できるのが特徴です。
サイト上に商品情報を登録し、買い手がつくと指定口座に入金されるシステムなので複雑な手続きは必要ありませんし、後から価格を変更したり、出品自体を取り下げることもできます。
しかし、オークション同様に必ずしも取り引きが成立する保証はなく、即日現金化は難しい手段です。
同じような条件で複数のAppleギフトカードが売られている場合、いつまでも買い手がつかない可能性もあるため、急いでいる時の利用にも向いていません。
特におすすめしたい現金化手段は買取サイト
Appleギフトカードを現金化する場合、特におすすめなのが買取サイトの利用です。
理由の1つが、換金の確実性と入金までのスピーディさにあります。
買取サイトは、申し込んだギフトコードが未使用品で有効なものと判断されると、すぐに買取率に応じた金額が入金されるシステムです。
即日対応しているサービスなら数分から数十分ほどで査定が完了しますし、振り込みもあっという間に完了します。
買い手がつくまで何日も待つ必要はありませんし、承諾した金額どおりに入金されるか不安になることもありません。
何よりも安心なのが、個人ではなく会社がサイトを運営している点です。
ギフトカードの買取サービスは、自治体に古物商としての営業許可を得て行わなければなりません。
優良業者であれば、公式HPに古物商許可番号を明示していますし、正規のお店で法律に則った取り引きができるので、無用なトラブルを回避できます。
買取率に関しても、人気のあるAppleギフトカードは高い水準をキープしているのが魅力です。
時期による変動があるため一定ではありませんが、買取サイトは独自の売買ルートを持っているので相場が安定しています。
買取サイトは数も多く、どこで取り引きするのがお得か、買取率を比較した上で現金化できるのも嬉しいポイントです。
とはいえ、中には悪質な業者が紛れているので、運営会社の情報や評判を調べた上で利用を決めることが大切になります。
開示されている会社情報が乏しい、実績が不明、利用者の口コミが全くないといった怪しい買取サイトは避けて、なるべく知名度の高い大手業者での取り引きを心がけましょう。
買取サイトでの手続きに必要なもの
買取サイトでAppleギフトカードを売る際には、本人確認のための身分証明書と、買取金額を振り込んでもらうための銀行口座が必要になります。
手続き自体は、公式HPにある申し込みフォームに売りたいギフトコードの他、個人情報と銀行口座番号の入力と、身分証明書の写しをアップロードするだけなので簡単です。
ただし、不正利用防止のために代理手続きは受け付けておらず、申し込む人と振り込み先の銀行口座の名義が同一でなければなりません。
身分証明書のアップロードに抵抗があるかたもいるでしょうが、中古品売買では業者が利用者の身元を確認することが義務づけられており、拒否はできません。
逆に、身分証明書を求めない買取サイトは、古物商としての許可を得ていない悪質な業者の可能性がありますので、利用しないようにしましょう。
Appleギフトカード買取前に確認しておきたいリスク
Appleギフトカードを現金化しても法律上問題はありません。
ですが、Appleの利用規約では、現金化するためのギフトカードの購入は明確に禁止されています。
また、Appleギフトカードはクレジットカードやキャリア決済といった後払いで購入できることから、資金調達手段としても活用されていますが、カード会社や携帯会社でも同様に、現金化目的での商品購入は禁止です。
万が一、現金化利用が発覚した場合には、規約違反でAppleのアカウントが凍結されてしまいますし、同一の個人情報で再登録することもできません。
クレジットカードで購入したAppleギフトカードの現金化がバレれば、カード会社はこれまでの利用金額を一括請求の上、強制退会の処置を取ります。
もちろん、そのカード会社では二度とクレジットカードは作れなくなり、信用情報にも不正利用の記録が残されるのでさまざまな場面で不利が生じるでしょう。
キャリア決済を使用した場合も同様に、携帯電話の利用停止、一括請求、強制退会を覚悟しなければなりません。
安全にAppleギフトカードを買い取ってもらうためにできること
基本的に、正規ルートでAppleギフトカードを購入しただけでは、利用目的が発覚することはありませんし、不要品を売ること自体はなんら問題ありません。
ただし、月に何回もAppleギフトカードを購入したり、同一商品の高額決済を繰り返していると不正利用を疑われやすくなります。
とはいえ、怪しい動きがあったと目をつけられも、その時点で現金化利用がバレたわけではありません。
たとえば、カード会社から規約違反行為を疑われ場合には予告なしにカードが利用停止になりますが、確認のためにメールや電話で連絡がありますので、そこできちんと理由を説明できればピンチを乗り切ることができます。
利用停止になったらできるだけ早く連絡を取り、不正利用の意図がなかったことを伝えてください。
イベントの賞品として購入する必要があった、臨時収入があったのでまとめ買いしておきたかったなど、いざという時の言い訳を用意しておくといいでしょう。
大抵の場合は誤解ということで、ペナルティを受けることなく対処できます。
しかし、今まで以上に監視の目は厳しくなりますので、しばらくAppleギフトカードの購入を控えておいたほうが賢明です。
普段から、通常利用の目的でAppleギフトカードを買うようにしたり、選択する決済手段は、月平均の利用金額から逸脱しない範囲に留めるなど、不自然な履歴が残らないように工夫することもおすすめします。
Appleギフト券を現金に換える手段はいろいろあります。
中でも現金化に不慣れなかた、なるべく手間のかからない方法で換金したいかたは、買取サイトの利用がおすすめです。
面倒な手続きをすべて業者側にお任せできる上にオンライン上で完結すること、何よりも買取率が安定している点で満足度の高い取り引きを期待できます。
友人や家族など、身近な人に買い取ってもらえる場合はそれに越したことはありませんが、他の方法を検討しなければならないときには、それぞれのメリットやデメリットを確認の上で、慎重な判断を心がけましょう。